石徹白(いとしろ)という場所から
たつけとの出会い

石徹白洋品店では、岐阜県の山奥の集落・石徹白(いとしろ)に伝わる伝統的な衣服をベースにした服作りをしています。「たつけ」や「はかま」と呼ばれる作業着の作り方を地域のおばあちゃんたちに教えてもらい、復活させることからはじまりました。
コンセプト

私たちは、石徹白で先人たちが積み重ねてきた知恵を学び、日本人が古来より作ってきた直線裁ちの服を、現代のライフスタイルに合うかたちにリデザインしています。布の無駄が出ない服を、この土地にある植物の色で染めて作っていくことは、作ることに関わる私たちの心を穏やかにしてくれます。そして、この服を着る方たちにも、この豊かさ、自然の恵みを感じていただけたら幸いです。
展示販売会「山笑う、たつけでゆく」

2月・3月の定番商品の展示に加え、3月12日・13日の2日間、The Crafted にて、展示販売会を開催します。和服ズボン「たつけ」は春先から始まる田植えや畑、山仕事など、生きるために働く服として使われてきました。この2日間は、定番商品のみではなく、リネンやオーガニックコットンの、春夏にまといたい服を展示販売します。両日とも、代表・平野馨生里はじめ、石徹白洋品店スタッフが在廊します。
メッセージ

石徹白洋品店を始めて今年は10年の節目です。これまで多くの方に岐阜の山奥の集落・石徹白に足を運んでいただき、この土地で伝わってきた和服ズボン「たつけ」をことをお伝えしてきました。これからの10年ではより広く、しかし深く、日本の先人らが残してきた服づくりの知恵を学び、伝承し、新たな創造をしていきたいと意気込んでいます。The Crafted でのご縁を楽しみにしております。
(石徹白洋品店・平野馨生里)
(石徹白洋品店・平野馨生里)
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